三月六日 水曜日の日記

今日の午前中は昨日フリーレンを全話観たし、次は何をしようかと思い悩んでいた。朝食のパンを食べながら、いつものようにネットサーフィンをしたり、少し小説を読んだりしていた。まぁこのまま小説を読んでいても良かったのだが、僕は今日別の事がしたくなった。ゲームだ。

 

午後からは「アクアリウムは踊らない」というゲームをぶっ通しでクリアまでやっていた。前々から噂には聞いており、ずっとやりたいと思っていた。が、boothには全編までしか配信されていなかったのでプレイは後回しにしようかなーと思っていたのだが、昨日steamで完全版が配信されていることを知った。なので昨日ダウンロードして、次の日にプレイすることになった。

感想としては、とても面白かった。このゲームのストーリーはある日、水族館に来た二人の少女が謎の世界に迷い込んでしまい、主人公であるスーズを中心にその謎の空間から出る脱出劇を描いたゲームだ。その世界で暮らす者たち、襲い掛かってくる異形の者たち、そしてこの世界と住人に隠された秘密とは、といった感じのストーリーだが、ドット絵で演出されるゲームの映像はとても綺麗だった。青く、美しく、色とりどりの魚たちが優雅に泳いでいる。そんな光景を目にすることができた。

この世界に迷い込んだ後、スーズはレトロという軍人風の女性に出会うことになるのだが、この二人のやり取りが中々どうして面白い。お互い軽口を言い合うのだが、その裏にはしっかり想いが込められているのがなんとなくだが伝わってきていいんだなこれが。

この世界を望んだ彼女は最終的には世界が壊されてしまって、少し不憫には思う。それもこれも恐らく金目的で館主を殺害したであろうクソ野郎のせいだ。てめぇだけは絶対に許さねぇ一生豚箱で暮らしてろクズが。…おっと、失礼。お口が悪うございましたわね。

 

アクアリウム繋がりで、次に僕は「アクアリウムを忘れないで」というゲームをプレイした。このゲームは三つしか記憶することができない少女が記憶を取捨選択しながら脱出を目指すゲームだ。これも前々から気になっていたゲームだ。

こちらの感想としては、サクッと遊べて、かつしっかり面白くできていたと思う。限られた記憶容量の中、どのように記憶をやりくりしていくのかというのが中々楽しかった。最後も少し心に来る終わり方だった。あのアザラシ、最初はなんだァ、テメェ…?ってな感じで出るたび勘弁してくれって思ってたが、あいつもあいつで寂しかったらしい。忘れられるのは嫌だもんな。僕もわかるよ。すまないな。

だが少なくとも僕は忘れないぞ。思えのことを覚えてやる。だからお前は死なない。僕が死なせないからな。

 

とまぁそんな感じで、今日は午後からはゲーム三昧でした。いやー楽しかった。やはり僕にはこういう文章を読み込む系のゲームが性に合うようだ。謎解きは頭カチカチだからキヨさんの動画を参考にしたことをここに白状しよう。だがそれでもとても楽しかった。

さて、明日から仕事だ。だるいが、やらなければならないからな。まぁ、頑張らない程度にやっていくことにしよう。じゃ、またのー。